陸上競技部



こんばんはー(・∀・)ノ!!
引退しました元キャプテンの伊藤健斗です。
東海地区高専大会が終わってもう二週間…汗
ブログのこと忘れてた訳じゃないですよ?笑
高専大会が終わって完全燃焼したと言うか…。
んーなんか引退した実感がなかなか湧かなくてそわそわしてたんですけど、
やっと気持ちも少し落ち着いてきたのでそろそろ書こうかなと^^;
僕は思ったことをあんまり言葉に出すタイプではないので書きたいことがあり過ぎますが
とりあえず陸上競技に対する想い・価値観・部活について・感謝の言葉などなど、
つらつらと永遠に書いていこうと思います!笑
これでも半分くらいにしたつもりですwww
暇があったらぜひ読んでみて下さいm(_ _)m



そもそも僕は高専で陸上やるつもりはなくて、本当は野球部に入る予定でした(笑)
なので中学卒業した後の春休みは一人で野球の練習してました(ちょっとだけ)
でも高専に入学してすぐのある日、部屋にパキさんと松尾さんがやってきて、半ば強引に陸上部へ連れられ、結局その日に入部届を出しました。
んーやっぱ未練があったんでしょうね。陸上競技に対して。
陸上競技は一応小学校でもやっていたので、今年で11年目になります。
中学の時は陸上競技も陸上部も大好きだったので、それなりに頑張って県大会にも出場できたし、仲間にも恵まれて最高の形で終われたので、もう陸上に未練はないと思ってた。
たぶん野球部や他の部活に入ったとしても最高の思い出になっただろうし…。
だから、また陸上と出会えたことは運命だったんだと今は感じてます。



とりあえずこの5年間を振り返ってみると。。ホントに一瞬でした!
例えるなら、100mを9秒台くらい?ですかね!笑
でもまるで1ヶ月の出来事のように感じるし、そう感じるのはやっぱり毎日が充実していたからだなって思う。
僕にとって「部活動」っていうのは本当に生活の一部のようなもので、
毎日朝起きて、ご飯食べて、勉強して、夜眠くなったら寝るみたいに、
平日は授業が終わったら部活行ったし、休日も朝起きて部活行くっていうのがごく当たり前だった。
家族や友達に誘われても部活あるからって断ったし、バイトもしなかったし、行事の実行委員や寮で役職を持つこともしなかった。
そんなの自慢にもならないかもしれないし、それが当たり前なのかもしれないけど、でも出席率だったら誰にも負ける気はしないし、それが僕の唯一の自慢でもあると思うw



部活に行くのが当たり前って言ったけど、実際5年間続けるのは結構大変だと思う。特に最後の1年はね。
僕の同期も最初は9人いたんですけどね、最後に残ったのは結局4人だけでした…。
キャプテン→夕依、短距離チーフ→僕、長距離チーフ→山本っていう僕の計画が見事に崩れ落ちました(笑)
辞めていった人たちに対して、その時は確かに多少苛立ちもあったけど今はなくて、ただ今思うのは、
やっぱみんなで最後まで陸上やって、最高の形で高専大会終えて、笑って卒業したかったなって。ホントにそれだけが悔しいなって。
だからみんなに言いたいことは、絶対に部活は辞めないでほしいってこと。続ければ絶対に自分の中で得られるものがあると思うから。
練習が辛くても、人間関係がうまくいかなかったり、勉強が大変でも、絶対に部活だけは続けてほしい。
どんな理由であれ、辞めたら絶対後悔すると思う。今までそんな人たちをたくさん見てきたから。
だからホント後輩たちには一人も辞めてほしくないなって。
まあでも他にやりたいことが見つかったって言うなら、それはそれで全力で応援したいと思う(^^)



昨年の高専大会が終わって、陸上部の新キャプテンに任命されてから約1年。
キャプテンと同時に短距離チーフとHP係も兼任しました。
自分でやりたいって言い出したからには最後まで責任を果たそうと思って取り組んだけど、
正直言うと何回も逃げ出したくなった。逃げ出していた時もあったかもしれない。
まあそれでも最後まで続けられたのは、やっぱり周りの人の支えがあったからだなって思う。
5年生や先生方や後輩たちやマネージャーさんたちにホントに恵まれたなって思う。
大谷なんかは家遠くても文句ひとつ言わずに部活通ってたし、静かだけど後輩思いで頑張るやつだったから、
自分と似てる部分があって、あいつの存在はすごく大きかったなって思う。
小木曽さんや手崎には長距離のこと任せっきりだったけど、すごくいい雰囲気でまとめてくれてたからすごく助かった。
それにうちの陸上部はものすごく環境に恵まれてると思う!
先生方は毎日来て下さるし、小栗コーチの指導も受けられるし、OBの方々はいろいろな場面で応援して下さるし、
専攻科生も一緒に練習参加してくれてるし、美人マネージャー3人はすごい動いてくれるしね!
本当にいろいろな人たちに支えてもらいました。



HP係として:
正直言うと、HP係としての仕事が一番大変だったかもしれないw
やっぱり情報メディア系はスピードが命なので、大会が終わって家に帰るとすぐに写真をアップして、動画をアップして、結果を全部打ち込んで、トップページを編集して…。
みたいな感じで、最近は写真や動画が多いのと、みんな積極的にいろいろな種目に出場するので結果の編集も結構大変なんですよね^^;
それでも何で続けられたのかって言うと、やっぱりそれだけ「やりがい」があるんですよ!
いろいろな人が見てくれるから、もっと頑張って更新しようって思えるんですよね。
僕がHP係を担当するようになってから、大会の動画をHPに載せるようにしました。
そもそもなぜ動画を撮るようにしたかって言うと、それは選手の競技力向上のためでもあるし、
でもそれ以上にあるのは、やっぱり「感謝の気持ち」を伝えるためかな。
陸上競技を続けられるのは、やっぱり家族や友達、仲間や先生方の支えがあるからだと思う。
それに豊田高専陸上部には、素晴らしいOB・OGの方々がたくさんいらっしゃって、いつもお世話になっているので。
その人たちにどうやって感謝の気持ちを伝えられるかな?って考えた時に、
やっぱり自分たちが頑張ってる姿を観てもらうのが一番いいかなと。
競技場に足を運んでもらうのはなかなか難しいから、せめて動画で観ていただけたらいいなと思って。
そんな思いで始めたんですけど、今ではじゅりさんやみんなの協力もあって、全部の大会で全員分の動画を撮れるようになりました!
スマホなんかで動画を見て、自分のフォームなどを研究している人を見るとすごく嬉しいです。
あと、後輩たちに聞くと、お父さんお母さんやOBの方々も結構HPを見てくださっているようで、
そういう報告を聞く度にもっと頑張らなきゃいけないなって思えたし、すごくやりがいのある仕事でした!
どうですか?今のHPは見やすいですか?写真や動画は役に立っていますか?
HP係の後任は天さんとじゅりさんに引き継げたので、僕としては一安心です。
これからはHPを「見る側」になるので、HPの更新を楽しみにしています(^^)b



短距離チーフとして:
短距離チーフになるのは1年生の時からの目標でした。「憧れ」でもあったかな。
歴代のチーフの方々は本当に尊敬できる人ばかりだったし、僕もその人たちに育ててもらったので。
なので次は僕が短距離チーフとして、後輩たちを強い選手に育てていきたいと強く思ってやってきました。
昨年の合宿の時にスケさんが涙ぐみながら「みんなが怪我をするのが本当に悔しい」と言っていたのが印象的で、
それを聞いてから、これからの短距離をどうしていくべきかいろいろ考えました。
結論は「怪我をしないような練習をしよう」ではなく「怪我をしないような体を作るための練習をしよう」でした。
正直言うと、昨年の状況ではそれこそ高専大会で総合優勝を狙おうなんて言えるような戦力じゃなかったので、
とりあえずこれからのみんなの成長の土台作りになるような練習を考えました。
でも中にはすごくレベルの高い選手や才能を持った選手がいることもわかっていたので…。
特に冬期練習は悩みました。どんな方針でやるべきか、どんな練習をするべきか。
自意識過剰な発言をすると、これからの短距離を活かすも殺すも自分次第だなって。
実際はそんなことないかもしれないけど、そうやって自分にプレッシャー掛けてました。
いろいろな練習を取り入れて、いろいろ反省して、みんなできつい練習も乗り越えて…。
だからこそ、後輩の成長は自分のこと以上に嬉しかった!
今シーズン入ってからは特に3年生以下の子たちがすごく活躍してて、別に自分のおかげなんて一欠片も思ってないけど、でも自分では育てるつもりでやってきたから、
それが何よりも嬉しかった。後輩たちの成長が本当に嬉しかった。
僕がやってきたことは良かったのか悪かったのかなんてわからないけど、でも短距離チーフで良かったなって思えた。
みんなの成長を間近で見れたことは最高に幸せでした。



キャプテンとして:
3年の東海高専が終わった後くらいに、宇都宮先輩の次のキャプテンを僕がやろうと決意しました。
だからそれまでの1年間、部活に対して思ったことややりたいこと、その月にやらなければいけないことなどを全部ノートにメモしました。
実際、やっぱり普通の部員の時とキャプテンになってからでは見える景色みたいなのが少し違うんですよ。考え方も。
だからこそキャプテンとしてどうあるべきか、自分の役割は何か、陸上部をどう導くべきか、必死に考えました。
最終的に思ったのは、自分の役目は、環境を作ることかなと。
みんなが陸上に集中できる環境、後輩たちが伸び伸び練習できる環境、部活を続けたいと思える環境などなど…。
そういう環境を作るために、特に「全体の雰囲気」を意識してました。
とは言っても、部活はいろんな人が集まってるから、雰囲気作りも難しいなーって思った。
部活に対するOBの方々の意見も間接的にですが何回か聞きました。
でも僕は今の部活の雰囲気は悪くないと思います。嫌いじゃないです。
昔と比べたら違うところは必ずあると思うけど、でも昔より全体の競技レベルは確実に上がってると思うし、スケさんや隆世や昂のように非常にレベルの高い選手もいる中で、
各個人がそれぞれ目的を持って練習に取り組んでると思うし、大会の時はちゃんとフィールドの応援に回ったりビデオ撮影手伝ってくれたりしてるし…。
大会も練習もいい雰囲気はでできてるなって感じてた。周りから見たらどんな感じだったのだろう?
まあ僕は優しすぎるというか甘いタイプでキャプテンとしてはどうかと思うけど、僕なりには気づいたことはちゃんと個人的に声掛けしたりサークルで言ったりしたつもりです。
結局のところキャプテンとして何ができたのかって聞かれるとわからないけど、でも最後の高専大会の雰囲気とかマイルの応援とか見てて、すごく感動した。
何か、ずっと目指してきたものがそこにあって、思わず涙が出てきた。やってきて良かったなーって思った。
僕だけじゃなくてみんなで作りあげた雰囲気なんだろうけど、そう思ったら余計に嬉しかった。
この先陸上部がどうなっていくかはわからないけど、この雰囲気は継続していってほしいなーって思った。
まあ今の4年生は付き合いも一番長いし、ホントに信頼してるので安心して任せられます^^



高専大会:
最後の東海地区高専大会は結局、総合優勝できなかったので本当に悔しいです。
でも、僕が1年生の時に達成した総合2位&4継優勝&マイル優勝を今年をまた再現することができました。
負けたのは悔しいけど、「打倒、岐阜!見てろよ鈴鹿!」という目標でやってきたので、
まあとりあえず最低目標は達成できてホッとしてます。来年は絶対に勝ってくれると思うので!^^
それに前門の「先輩の思いを踏み台にするのではなく、背負ってでも来年の高専大会は勝ちにいく」っていう言葉が本当に嬉しかった。
さすが新キャプテン。口下手な僕とは言うことが違いますね(笑)
でも1つだけ心残りなのは、マイルメンバーに入れなかったこと。
マイルメンバーに入って走って、全国高専で優勝するのがずっと夢でした。そのために練習もしてきた。
1年くらい前に竜希が「いとけん先輩とマイル走りたいです」って言ってくれたのがすごく嬉しくて、自分でもすごく走りたくて…。
だから最後のマイルを走れなかったことが一番の心残りかなぁ。
400mランナーとしても走りたかったし、ずっと一緒に練習してきた竜希や小林や佐貫や悠之介と走りたかったなって。
まあでもマイル見るのもすごく楽しかったし、優勝してくれたから後悔はないです。




いろいろ長々と書いてきたけど、やっぱり、今、一番言いたいことは、みんなへの感謝の気持ちです。
短距離チーフとして、大した実力はなくて、練習で引っ張ることもできなくて、技術的なことは何も教えてあげられない情けないチーフだったけども、ついてきてくれてありがとう。
キャプテンとしても頼りなくて、口下手で、全然ダメダメだったけど、こんなキャプテンについてきてくれてありがとう。
応援してくださった先生方、OBの方々、家族、友達、先輩、後輩、みなさん本当にありがとうございました!
最高の仲間に出会えました。最高の後輩たちに恵まれました。最高に幸せ者です。
陸上部のみんなも、陸上部も大好きです(*´∀`*)
豊田高専陸上部で陸上競技に携われたこと、陸上部のキャプテンだったことは生涯の誇りです。
みんなと過ごせた5年間は、一生忘れることのできない最高の思い出です^^
『我が陸上人生に、一片の悔いなし!!』



とりあえず全国高専大会までは陸上を続けようと思います。
その後は受験モードに入るので、受験終わってからは陸上を続けるかはわかりません。
でもやっぱ今まで後輩を育ててきたつもりで、これからの成長を見守るのが最後の責任だと思うので、みんなの成長を楽しみにしてます!
みんな、頑張れよ!陸上楽しめよ!\(^o^)/



グダグダとつまらない長文を本当にすみません;;
読んでくださった方は一言でもコメントをいただけると嬉しいです^^
とりあえず今日から4泊5日の夏合宿頑張りましょー(・∀・)b!!
というわけで次のブロガーは、HP係の後任でもある、じゅりさん!
よろしくお願いします!m(_ _)m