思いと言葉は襷のように

掛ける言葉に思いを乗せて、走者は襷と思いを繋ぐ。
僕はその様を再び見届けることになるのだろう。今年も、この大会がやってきた。

「勝つのは天才がいるチームじゃない。速くなろうと努力するやつが多いチームだ。」
僕の好きな本に、こんな一節がある。僕はこの言葉は真実だと思っている。
どんなスポーツや、勉強も同じかもしれないが、特に長距離走は努力の要素が濃い競技だと思う。地味で辛い練習に、どれだけのやる気と根気を持って取り組めたかが、勝敗を分ける。
レースの内容は練習の内容だ。3ヶ月前と1ヶ月前、タイムは全然違うレースだったが、終わった後、同じことを思った。
いいタイムも悪いタイムも、自分がそれだけの練習をして得た結果にすぎない。
だから、練習こそ全力で取り組まなければならない。練習の本気が、レースの本気。練習の全力が、レースの全力になるのだから。

…これは陸上を始めて2年の僕の自論です。良い機会でしたので、少々語らせていただきました。「なんだこいつ、弱いくせに口だけは達者だな」なんて言葉が聞こえてきそうですね。春には黙らせてやりますよ。
申し遅れました、二年環境都市工学科、越野豪留です。更新が遅れたのは、このブログを使ったとある計画を練っていたからであります。
さて、今年も全国高専駅伝大会がやってきました。僕は選手にはなれませんでしたが、その分、全力で応援するつもりです。選手になれなかった人の分、そして豊田高専陸上部の思いを背負って走ってほしいと思います。
そしてとある計画というのは、このブログを第一走者から最終走者まで繋ごうという計画です。まさに襷のように!It's 襷project!(適当)

ということで、次は第一走者、久田に回します。選手達の熱い思いを、どうぞ。