建築系

どうも、筧です。

腰痛が再発したり風邪がぶり返したり、

年齢とともに体力の衰えをひしひしと感じています。


うちの学科の某先生が

「君たちは弾性、僕はもう塑性だ」

なんて言っていたのを痛感する今日この頃です。


ところで、

前々から書こうと思っていたことがあります。


それは、建築系のお話です。


陸上部内では若干肩身が狭い建築学科ですが、

建築学科の先輩として、

気軽な建築の学び方をちょっと書きたいな〜と

思っていました。


うちの学校では、

おそらく2年生の後期から設計の授業が始まります。

それまではトレースが中心なので、

最初の設計の課題ではどんなものにしようか悩むものです。
(課題内容は交番だったかな)


そこでおそらく、それまであまり見たことのなかった

「新建築」だったり「a+u」だったりといった

建築雑誌に手を伸ばす人も出てきます。


そしてそこで、写真を見るだけならまだしも、

コラムなどを読むとおそらく「なんじゃこら」と

なる人が多いと思います。

建築家はたいてい、

わけのわからん言葉を使って自分の考えを述べるので、

なれないと何を言っているかわかりません。


そんな人たちにおススメなのが、

iTunesPodcastで配信している

建築系のラジオ

です。


もちろん「ラジオ」なので、

写真などのビジュアル的なものは一切ありません。


それでも、写真で見るだけではわからない、

思考的なことなどを、活字ではなく音声で伝えているので、

雑誌などよりとっかかりやすいと思います。

(ただし、そこでしゃべっていることが

すべて正しいと思わないように

気をつけたほうがいい面もあります。)


いちばん有名なのが、五十嵐太郎という人がやっている

その名も「建築系ラジオ」です。

これには、大学教授や、

有名な建築家もいっぱい出てきます。

ほかにも、iTunesで「建築系」と検索をかけると、

7、8個Podcastが出てくるので、

聞きやすいと思ったものを聞いてみると、

建築へのイントロダクションとして

入り込みやすいと思います。



また、最近ではブログなども多くあるので、

その方が雑誌などよりは読みやすいかもしれません。

でも、読んでみるとあまりにも考えが浅はかだったり、

建築の「け」の字も知らないような人たちが

好き勝手書いているだけのものもあるので、

慎重になったほうがいいです。


お勧めは、「ポム企画」というものです。

僕も最近知ったのですが、

建築についてインターネットでコラム的なものを

掲載しだした先駆け的な存在らしいです。

書いている人たちは、

実際に建築雑誌でコラムを書いている人たちで、

ブログ形式なので比較的文章は読みやすいと思います。


こういったものは、建築学科の学生はもちろん、

気軽に建築と触れられるので、

他学科の学生にもちょっと触ってみてほしいです。

建築学科にだけ「工学」という文字が

入っていない理由が少しわかるかもしれません。


長文失礼しました。


by受験勉強の現実逃避にパソコンに向かっている筧